2連戦雑感をまとめてみる、だがまとまらない。

虚像の中にもポジティブ要素がチラリズムしているような気もする。不安の中にわずかな希望が入りまじるような、そんな午後の紅茶気分。

香川。
やれやれ、これだよ、これこれ、この混沌、だから4-2-3-1は嫌なんだ、協会監督選手マスコミファン、全ての見解がバランバランになるから、やめといたほうが良いと何回も書いた、今回も香川が下がりすぎとか、FWをやるべきとか、まだ言ってる、それは簡単では無い、それが簡単に実現できればマンUで活躍してた、今更何を言ってるのか、周回遅れにも程が有る。簡単では無い、でも本気でやれば難しくはない、意味分かん無いだろ、けどそうなんだ。紆余曲折を経て現在の香川の中には非常に高い応用性が備わっていると考える、広く捉えればSTからボランチまで、せまく捉えればSTからプレイメーカーまで、「9」では無いが「9・5」「10」「8」をこなす能力を持つ、現在でも日本の選手たちの中で実力はダントツトップクラス、重要なのはそれを監督が正しく引き出すこと。単純な話だ、森保のスカッドがフザケすぎなんだよ、森保が意図して欠陥フォメを組んで香川と乾を公開処刑したのか、それとも純粋に失敗したのかわからないが、香川と乾の実力は現在も日本サッカー界の選手たちの頂点に位置している、だが香川は現在の環境面で実力を引き出しにくい状況に有る、円熟期にプレイしないのはもったいないにも程が有る、言語道断だよ、黄金をクソまみれにしてる、周囲以上に香川本人の更なる危機感と自覚を求めたい、とにかく、その2人をこんなふうに扱うのはサッカーを冒涜している。2人も協会もハッキリしろ、本当にカタールを目指すのか、本当に良いのか、高みに登りたくは無いのか、最高で最後の時期に入っているはずだ、それは過ぎ去れば2度と帰ってこない、真剣に考えたのか?このまま代表に身を捧げても3年は長い、カタールではベンチかも知れん、ベンチにも入れないかも知れない、それで本当に良いのか?。ドイツのように代表引退勧告するのがベストなのかわからない、だけど協会と本人達の思惑がバラバラだとしたら、それは良くない、選手自身のキャリア、クラブへの悪影響は残念ながら有る、小さくはない、わかってるだろ?、本当にそれで良いのか?

南野。
時間があったらこの2試合の南野を詳しく見たいと思っている、新たな南野が芽吹き胎動しているのかも知れない、振り返れば、おそらくザルツブルグで過ごした長い月日が南野を変えてしまった、南野は昔の南野では無くなった、現在の南野の長所と短所はスパサブに特化した結果だと思う、だがザルツブルグで過ごした月日を全否定するのは違うだろう、そこにもちゃんと意味が有る筈、そこから今、南野はポジティブな変化を始めているところかも知れない、ナポリ戦はスコア以上に完璧な敗北だったようだ、勝つには6点、延長に持ち込むには5点必要な状況に追い込まれ、そこからナポリが手を抜いて4点までなら与えて良い状態になったのだろう、そこで3点しかとれ無かった、そのスコア以上に完璧な敗戦の中で南野はIHをやったらしい、最近のコメントを見てても違うプレーを意識しているようだ。オーストリアではトップクラブである自分たち(ザルツブルグ)が5大リーグの有力クラブであるナポリに格差を見せつけられた試合、その闇の中で掴んだもの、大きな陰の中で生まれる小さな陽、小さく重要な光を南野は見つけたのだろうか、それは泥の中の玉、小さなレボリューション、それを力強いエボリューションへと繋げられると良い、南野自身を進化させる死と再生が南野の中で起こっている事を期待させる、2連戦の中にその影響を見つけることが出来るかも知れない。具体的に書こう、アジア杯以前の親善祭り5試合はあんまり見てなかった、サボりました、そこはすいません、でアジア杯初戦の南野を見て「なんじゃこりゃー」となったよ、思ったけど書かなかった事は「半身で受ける意識が無い選手、もしくは出来ない選手」ということ、裏の意識が強すぎて前でしか受けられない、半身とか後ろ向いた受けがない、もしくは弱い、「前向き」「半身」「後ろ向き」、受けの形の使い分けが上手く出来てない、だから逆足起用のレフティと合わないのだろう。と思ったけど書かなかった、コメントを見てると南野はどうも真面目に自分の課題に取り組んでるくさい、あれだけアイドルのようにバカな奴等にチヤホヤされたのに勘違いはしてないようだ、見なおせば2連戦の中にニュー南野のサナギを見つけられるかも知れない、それは楽しみな事だ、だがまだ見てない。

現在、乾が日本最高の右SHだ、日本史上ベスト。今まで5大リーグで右SHで活躍した日本人は居ない、乾はそのポジションにおいてリーガでレギュラーとして活躍している、本人は自覚したほうが良い、右SHで活躍したのは本田も居るけど、本田はミハイロビッチに無茶ブリされて反則レベルのド根性で何とかしただけだから例外、逆に無茶振りしたミハイロビッチのほうが解任されたし、話を乾に戻す、俺は左より右のほうが良いと思う、右のほうが光っている、コロンビア戦は違う問題だ、ウイイレだとRMF、堂安はRMFになってるが利き足の関係でタイプが少し違うと思う、最近の代表のウイングはRWGでは無くRMFの事が多い、そこでは乾がベストチョイスとなる、周囲と本人はもっと自覚したほうが良い。乾の右は宮本武蔵の「二天一流」だよ、右に長刀、左に短刀、ちょうど良い、ピタッとしてる、自信を持て、アラベス乾はエイバル乾を超える。

まだつづく