甘い考えは捨てたほうが良い。2

私もロシアW杯の最中から目標としてのベスト8には言及していました、それは代表及び協会の代表運営がベスト16、すなわちGL突破するレベルの地力をつけるという事でもあります。

ひとつ重要なことはザケロニアギーレハリホジの機能不全状態こそが代表の標準状態、代表運営のノーマルであり、そこから抜け出したように見えたロシアW杯の代表は一時的なイレギュラー、ヘイストとかプロテスとか、バイキルトとか、なんかたくさんかかっていた特別な状態だったと言う事が森保ジャパンの半年でわかった事です、今の代表はまたロシアW杯以前に戻っているように思います。

モンゴルに移動式の住居があると思いますが、あれが必要だからロシアで即興で作ったわけです、それは荒削りだけどなんとか機能したのでしょう、そしてロシア後、カタールに向けてリスタートしたが、また作れなくなった。

以前私は幕府に例えました、幕府も本来の意味は移動式の本営です、ゲルも移動式の住居です、専門化ではありませんが2つの起源は近いものだと考えて居ます。

ロシアのテストケースを更に洗練進化した形のメカニズムを代表と代表運営に取り入れ再構築出来ていない。

それは現場で得た重要な経験から成果と問題点を抽出し、ノウハウを確立し組織の仕組みに織り込むところまで昇華出来ていないのだと思います、ロシアW杯の経験をシステム化出来ていないのです、協会と日本サッカー界は正しくロシアW杯を消化吸収して対処することが出来ていない。

それでは堂々巡りになりますね。

少しズレを感じます、ベスト8への挑戦はベスト16に入る地力をつける事が必要です、以前から代表運営の進化の必要性を度々提起してきました。進歩無しでベスト8を達成出来る、W杯はそこまで甘くはないと考えます。

もう一度ベスト16、GL突破を目指すところからやり直したほうが良いと思います。

まずベスト16の実力をつける。

そのために代表運営のあり方を進歩させていく。

力強く前進する姿を見せてください。

・・・。

もちろん今回書いたことは全部ウソだ。