不覚、イチローにやられたw

何をやってるんだろう?

そう思ってました、近年衰えて成績不振でメジャーでは需要がないらしいのは記事で知っていた。

それでも今シーズンもメジャーにチャレンジするらしい、しかもオープン戦の成績が悪いという記事が何回も出ていた。さすがにそろそろ無理なのだろうと。

それでも起用されてるのを見てやっぱり人気目当てなんだろうか、野球も興業だし、正真正銘の本物であったイチローも今ではマガイ物の客寄せパンダになった、とまでは思わないが、周囲や本人の見込みの甘さやキマリの悪さを感じていた。

試合は見てなかった、引退報道をネットで見てお客に挨拶する半泣きのイチローの写真を見て思いがけずやられた、そして理解できたような気がした。

最後までチャレンジした、最期まで悪あがきしたのか。

適当なとこで退くんじゃなく、リーグのレベルを落とすのでも無く、衰えても、無様でも、最後まで最高峰に挑み続けようとしたのか。

イチローが少年時代に通ったバッティングセンターの横を何度か通るたびに、ここからイチローが世界に飛び出していったんだよなぁ、となんだか不思議な気持ちになったものだった、そのイチローもとうとう引退。

目の衰えはWBCでスランプになった頃から本人は気にしていたはずだった。誰だったかな、有名なOBに「目の衰えを感じたのはいつ頃でしたか?」と聞いたと当時報道された、本人もスランプで弱気になって居たかも知れない、私も当時のイチローの自己管理能力の高さを考えて原因は目の衰えしか考えられ無いと思っていた、だがそのOBは「目を気にするのはまだ早いよ」と激励したのだった、そしてイチローは決勝でサヨナラヒットを打った。

あれから何年たっただろうか、その時から目の衰えは心配されていたのだから、逆に今までよく頑張ったと思う。

エリートでは無かった、主流では無いところから這い上がり頂点を極めてしまった、そして衰えた、それでもブランドを壊すリスクを犯してチャレンジし惨めに敗れ、悔しい姿をさらした、かっこわるい、でもかっこいいぞ。

なんだこりゃ。

カッコ悪い所を世界に晒しても、恐れずにチャレンジして無様に敗れ去った。

挑んで敗れても、イチローはなぜかかっこいいのだった。

長い間、お疲れ様でした。

やべ、サッカーにつなげるの忘れてた。

まぁ、今日はいいかw