スケール効果?の毒。
国内リーグとか海外リーグを見て、素人目で思うこと。
サイズが違う、誰でもわかること。
そして条件や要素が変われば結果は変わってしまう。
本田は最近プログラムを勉強してるらしい、謎だけど、プログラムもそうだろう。
それはもう長いこと繰り返されてきた事、わかってる事のはずだ。
Jリーグにはその弊害が今も残っていないのか?
アラスカを走る車をサハラ砂漠で開発しますか?
新しい夏野菜の品種の開発はシベリアの野外で出来るでしょうか。
日米の野球にも似た問題があった、統一球でどれぐらい解消されただろうか、マウンドも違うらしい。
体格の大きな選手はついつい体格に頼ったプレイをしてしまうらしいね。
富安も、昔の自分は体格に頼っていた、と言ってました、そこから技術も重視する事で向上したと。
メデタシメデタシ、で終わる人が非常に多いのではないでしょうか
だがしかし
これはそれで終わる話じゃありませんね。
以下単純化して書きますが。
低フィジカルの環境下では高フィジカル選手が楽をしてしまう、そして低フィジカル選手は技術を磨く。必要な値を仮に100とする。
高フィジカル選手をフィジカル90、技術10
低フィジカル選手をフィジカル60技術40
だとする、ここで高フィジカル選手が技術を磨けばさらに上に行ける、そういう事だと思います。
それが高フィジカルの環境ではどうなるか?
高フィジカル選手が低フィジカル選手と同等の技術を身に付ければ高フィジカル選手はフィジカル90、技術40となり、130のレベルまで対応出来る事とする、海外のフィジカル100、技術30の選手と競争可能とする。
同じことを低フィジカルの選手がやろうと思うと。フィジカルと技術で合計30を底上げしなくてはいけない、それはかなり難しいだろう、体は鍛えることが出来るが背は伸びないし、更に技術を磨くには適切な環境が必要だろう。100の環境は130への進化のキッカケにはなりにくいと思うし、そこで新たな30は生まれるだろうか。
実験室で何かを作り上げても、条件が違う環境でそれがちゃんと機能するかはわからない。普通は条件を揃えようとするものだ。某ジョブズも優れたプランだけではダメだと、実際にやってみてぶつかる問題、見つかる課題があると言ってたはずで。乾もそれを言ってるんだろう、多分・・。
国内リーグも実践を繰り返している、そう思うのだろう、だがそれは条件が大きく変わった環境下では実践では無くなる、研究室レベルのものになる、全てが無駄になるわけじゃないが、実際の戦場とは環境が違う不十分な研究室。
そうなって無いか?ギャップが大きくないか?それはJリーグか抱える大きな問題の一つになって居ないか?
リーグ全体が攻撃的なサッカーを好むとしたら、そこから生まれる弊害が考えられる。
リーグ全体のフィジカルが偏って居るならば、そこからも弊害が生まれると考えられる。
・・・。
本日はこれぐらいにしておきます。