森保による大迫酷使。

似たような事がザケロニの頃にもあった、その時は内田だった、ザケロニによる内田酷使をシャルケの監督が批判したのだ、その内田は数年後に手術を受けた、詳しい部位は知らないが患部は「骨化」していたらしい、その手術による長期離脱は結果的に内田の選手としてのピークを奪ってしまった。

クラブに帰還した大迫の状態がかなり悪いようで、準決勝と決勝に出場させた森保采配が問題になっているようだ。準決勝と決勝は周囲の期待も大で本人も出たがる可能性が高い、一番大きな問題は初戦のフル出場のほうじゃないかと思う。

西野も森保も大迫に依存する度合いが目に見えて大きい、大きすぎる、日本の関係者やファンやマスコミがFWを語ると「ポスト」「ポスト」「ポスト」と連呼する、不要とは思わないがそのコダワリは異様にも思える。その強烈なコダワリは外人監督から日本人監督になって代表の監督采配にも色濃く反映されるようになった。現在の大迫の状態と日本人監督の大迫依存と日本的FW像は無縁では無いだろう。

国内親善祭りで招集されていた頃の大迫の状態がどうだったか気になるところだ、あれも強行招集だったのだろうか、大迫にしてみれば2014のブラジルW杯後に戦犯のひとりとして代表から外された記憶があるだろう、森保ジャパン立ち上げからアピールしたい気持ちもあったかも知れない。

それにしても、不思議なことにここまで渇望される割には大迫の代わりになれるタイプのFWはあまり居ないようだ、岡崎ぐらいかな。

大迫の酷使はW杯から目立っていた、日本の関係者が強く愛好するFW像は日本的なサッカースタイルが関係してるのだろう、それが大迫を潰してしまうかも知れない。

不思議だ、国をあげてそこまでこだわるのにそのスタイルを遂行できるFWが大迫以外に見つけられ無いなんて。

いったい、どうなってるんだろう??