新たなモデルの出現?、カタール。

まるで超新星

実際には昨日今日の話じゃないはずだ、だが準決勝から決勝までの間に状況の認識は大きく変わった。そして決勝が終わり勢力図は塗り替わった、完全に。

森保ジャパンに不満を持ちながらケイロスのイランに勝利したのを見て、アジアにはこれ以上のテストは存在しない以上、森保続投しか無いと思った。不十分なこの状態でさえイランを破るのだからアジア予選もなんとかなると考えられた。森保も守備面の采配は良いように思われた。カタールも決勝まで勝ち残ったとは言えアジアの枠を超えているとは想像していなかった、オッズもイランや日本のほうが上だった。

カタール代表をネット上で軽く調べてみて、まだ若そうなスペイン人監督の写真を見た、良さそうなチョイスだと思い同時に嫌な予感がした。代表は苦戦するような気がした。

気になって、戸田氏のUAE VS カタール の解説動画を見てみたら、モダンな監督であることが理解できた、かなり手強そうだった、懸念は確信になった、例えれば、W杯でB16ぐらいの力だろうか。

アジアではお目かかれない筈だった難敵の登場に喜び、決勝は代表の良い経験となる、そう考えた。

決勝を終えて思うのは、それ以上の相手だったかも知れないということだ、W杯B8クラスか、それとも・・、今すぐW杯があったらカタールは何処まで行くだろう、長友や乾はどう思っただろうか、実際にはW杯まで3年以上ある、その頃までのあの選手たちの伸びしろもカタールは計算に入れているのだろう、今どれぐらいの選手が5大リーグに在籍してるか知らないが、多数送り込んでいくんじゃないだろうか。個人的に日本代表の戦い方は良くなかったと思うので期待したほど良い経験にはならなかったように思う、そこは少し残念だった。

とにかく

カタールはアジア杯において強烈なパフォーマンスを披露し。アジアの頂点に立った、その総合的実力はアジアを超越しているように思う。

そしてそれをアジアの他国が追いかける、新しい構図が成立した、超カタールの出現がアジアをどう変えるのか?イランは監督が交代する、これはイランにとってチャンスとなる、他の国々も動き出すだろう、追走に成功するもの、失敗するもの出てくるだろう。

日本代表はどうすべきか?

アジアにおいてさえ新しい時代は始まってしまった。

西野は既にW杯でそれを見てきた、それはこれからのサッカーだ。

日本代表はついていけるだろうか?