センチメンタルなレアルのリアル。

あくまで個人的印象。

レアルのリアリズムは既に失われた。

ドルトムントマンUの悪いところ、それを足したのが今のレアル。
そう見えてしまうのだ。

黄金期へのノスタルジー、変革の難易度を上昇させその足かせとなる古参メンバーへの強い愛情と執着。旧世代的脳筋と優雅でレトロな職人芸、どちらも個人能力への依存。

現在のレアルを否定的に感じてしまうのはアトレチコ戦が強烈過ぎたのだろうか、だがそれだけじゃない気もする。

フロントも監督も選手もファンも未だにCL3連覇の夢の中、その余韻の中に居るようだ。偉大な騎士団長がチームを去り、最高の戦力だが煙たい存在が居なくなった、気楽な状況を喜んでるのか、チームに勝利を義務付ける巨大圧力の不在に安心してるのか。全てを手に入れてしまった集団、過去の栄光だけで十分生きていける、そんな集団なんだろ?

・・・。

うーむ、クラブの空気的にタケフサには合わない気がする。クラブのプレイリズムも合ってない気がするし。

もちろん、何が正解かはわからない。

だが今のレアルは想像していたのとはかなり違っていた。その時はもう来てるのに変わる事を拒否してるかのようにも感じられる。多分、この「幸せな時間」の中にもっと居たいのだろう、ずっとその中に居たいのだろう。だからと言って、そこからレアルを連れ出すのがタケフサだとは思わない、今のとこ。アトレチコ戦をあと何度繰り返せばレアルは幸せな夢から覚めるだろうか。レアルの変革はフロント監督選手ファンの全てが関係する話なのでタケフサ個人がどうこうという話じゃ無い。レアルが幸せな夢から覚めるには「痛み」が必要であり、それにはゴタゴタがつきまとうだろう。

絶対に巻き込まれて欲しくないw

このままレアルが崩れ落ちるとしたら、今のタケフサにそれを支えきる力は無いだろう、逆に崩壊の巻沿いをくらう、レアルが予想に反して立ち直るとしても同じだ、プレイのリズム、カラーが少し違う気がしてる、そこを調整する力もまだタケフサには無いような気がする。

黄金に見えたレアル、今はセピア色に見える、今は彼らをそっとしておこう。

レンタル先は何処が良い?