レアルノテツガクハイマモソコニアリマスカ

ジダンのCL3連覇、復帰後の盛り返しを見て、ペレスが引退後のジダンを呼び戻した事を思い出し、ペレスというオッサンを見直した、もちろん超凄い金額を動かす人で社会的には凄く偉い人なんだろう、だけどサッカー人としては大したことない、くだらねーミーハーじじー、そのペレスがジダンを選んだ、それはレアルの核を見つけた事を意味するように思えた。ペレスはジダンを手元に置き、それは今考えると真に賢明な選択に思えたのだ。ジダンとペレス、置き換えればそれは王貞治孫正義の関係に匹敵すると。

ビジネスとサッカー、レアルの「ビジネス」をペレスが管理統括し、レアルの「サッカー」はその中で行われる、ジダンはそのコアになる。

だが

タケフサ加入でレアルに関心が集まり、私もレアルに注目した、すると、ペレスは手放していけない人材を手放したのではないかという疑念が出てきてしまった。

代えの利かない人材、それは「跳ね馬」のほうでは無かったのか、選手としての「跳ね馬」ではない、サッカー人としての「跳ね馬」だ、それはどれほどの大きさのサッカー人なのだろうか、十分すぎる程大きく見える今でさえ真の姿をまだ見せていないのかも知れない、現在外から見えてるのはまだその一部だけなのでは無いのか、引退後の「跳ね馬」は誰に相当するか、数々の失敗者?シメオネ?クロップ?ペップ?ファギー?それともクライフ?

タケフサのレアル移籍を主導したのはタケフサ周囲でありタケフサ本人はそれに押し切られ最終的に同意したのでは無いかと想像してる、その最終同意の根拠は何か、それこそが最も重要なのだ、大きな代償を伴うレアル移籍の中にタケフサは何を見つけたのか、レアルにはタケフサが欲する要素があったのだと思う。

フィジカルもロジカルも同時に飲み込む合理性、タケフサがそれをレアルに求めたとしたら、その本体は既にレアルを去ったのかも知れない。「最強」の核はペレスとタケフサを置き去りにして、もうレアルには居ないのかも知れない。

求めて、追いかけて、でも追いつけない。

「跳ね馬」は今もあのスピードで疾走しているのだろう。

捕まえるのはかなり難しそうだw