日本人監督初のアジア杯制覇を果たす時。

決勝を勝てば日本人監督初のアジア杯優勝となる、選手監督の両方での戴冠は森保個人の話であるが、日本人監督としての初優勝は日本人指導者としてアジア及び世界に実績を示し、後進に道を開く事となる。

決勝の相手、カタールはアジアを超越した難敵であるようだ、それはアジア杯においてアジアの枠に収まらない対戦相手と戦う機会に恵まれた事を意味する、準決勝イラン戦が事実上のアジアの頂点を決める戦いならば、これはエクストラステージ、新世界基準との戦いだ。

とはいえ

現状。森保采配は長所と短所が極端であり、問題が多い。

長所1
かなり良い部分、起用する選手に高い守備能力を求める姿勢、代表でそれを行うことは全国のチームに新たな基準を示すものだ、すなわち「攻撃陣から始まる守備」の徹底である、これは画期的だと言える。岡田が代表監督を絶対にやるべきであった理由の核心はここにある、日本サッカーのフォーマットを作ろうと思うなら代表でそれを示すべきなのだ、その場所は他のどこにも存在し無い。それを森保はやっている、守備面だけだけどね・・、これは非常に重要な事だ。

長所2
富安塩谷の抜擢はGJ。

長所3
これは長所というより希望ではあるが、森保はザケロニやハリホジのように目の前で起こった事実から目をそむけ、自分のカラに閉じこもること無く、選手と共に進むことを期待する。

つづく・・